ESOP持株会は入らなきゃ損?メリット・デメリットまとめ9項目

こんにちは、BEVELLEです。

先日コインチェックでの積み立ての記事を挙げましたが、またまた積立のお話です。

タイトルでは『FX初心者が~』なんて書いて有りますが、現時点でFX、ETF、仮想通貨、確定拠出年金、そして持ち株と地味に幅広く手を出しています。

今回はそんなESOP持ち株の件を触れておこうと思います。

基本は私が入会している持ち株会を例に取ってお話です。ESOP持ち株の入会を検討している方の参考になればと思います。

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マネパの連続予約注文やマイメイトによる放ったらかし自動売買FXにて年10%以上の利益を目指して運用中。
2020年は約100万円の利益獲得✨
FX初心者でも安心して実践出来る設定や手順、運用実績をブログにて公開中❗
2021年からはETFやスワップ運用も開始。
企業型確定拠出年金やBTCも地道に積立中。
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・運用履歴:2019年~
・趣味:映画やMLB、競馬(見るだけ)が好き。

1.ESOP持ち株とは

ESOP持ち株とは、所属従業員向けのインセンティブプランとしてアメリカで普及している報酬制度の一つです。最近では日本の多くの企業でも取り扱いをしています。

一定期間の拠出額に相当する株式を信託銀行に信託しておき、実施期間中に株価が上昇して、信託していた株式に余剰が発生した際は持ち株会員に拠出額に応じて報酬が配布されるという仕組みです。

要は、株式が余った場合、その余った株を売却して利益を会員の皆で分け合おうという内容ですね💰

ちなみに上記一定期間ですが、入会している持ち株会は5年です。

つまりは基本5年経たないと報酬がGet出来ないという、中期の投資運用という位置づけになりますね。

それまでは株価の上下を見守るのみで、5年間ズット上昇傾向だった場合には株の余剰が多く生まれて分配金が多く獲得出来る結果に繋がる、という訳です(*´ω`*)

私が入会している持ち株会は月1回購入の積立方式で、現時点で月に1.2万円を投資しています。加えて賞与の中からも1.2万円を拠出し、合計で年16.8万円、2021年5月時点で合計約70万円を拠出しています。
毎月積み立てなので保有する株資産についてはドルコスト平均法の恩恵を受けることが可能ですね。

ドルコスト平均法って何?という方は、ドルコスト平均法をしつこいくらい推奨しているガオライガさんの記事も是非参照してみてください。

模倣投資による資産運用のススメ より

今年の12月が待ちに待った決算月なので今から楽しみです🎵

2.ESOP持ち株会のメリット

ESOP持ち株会のメリットは幾つか有り、明らかにデメリットよりも少ないと感じてますので挙げてみたいと思います。

・奨励金が支給される

自分の拠出額に加えて、会社からの奨励金が上乗せされます。

入会している持ち株会では拠出額の7%を出してくれます。

毎月12,000を出している私は7%相当額の840円を加えた12,840円分の株式を買う事が出来ています。

これが5年分なので…

・毎月12回+ボーナス2回=年14回
・840円×14(年間)×5年=
58,800円も奨励金で購入出来る🎵

これは非常に大きな恩恵ですね(*´ω`*)

・株式優待が受けられる

持ち株会によっては株式優待は無しとなる所も有るので、一概には言えませんが、私が加入している持ち株会では100株に到達すれば持ち株会に入会のままでも株式優待が受けられます。

所有株数によって優待のレベルは違いますが、400株以上になれば年2回の優待です。

まぁ、相当な金額を積み立てないと到達出来ないですけどね。

名実ともに株主になれるという事です。

・報酬が貰えるチャンス

これが一番ですが、上記にも記載した通り期間中に株価が上昇していて、信託していた株式に余剰が発生すれば最終的にその分を売却し、会員に報酬として分配されます。

・個人名義に切り替える事も可能

100株以上になった場合に個人名義に切り替える事も可能です。

ESOP期間中に保有した株式はもちろん自身の財産になりますので、100株以上になったら即現金化ももちろんOKです。

・株価が下落していても負担無し

ESOPの良いところは、上昇しても下落してもメリットが有るところです。

株式投資商品で上下どちらに転んでもメリット有るなんて条件は他には無いと思う最高クラスのメリットです。

株価が上昇すれば前述の通り、余剰株が発生してその分が配当として分配されます。

株価が下落した場合は株を多く購入出来ます。(ドルコスト平均法)

その後株価が上昇した際には安値で購入出来ていた株を高値で決済し利益を得る事も可能ですので、結果的にはどちらにせよ拠出金が無駄にならないという事になりますね🎵

3.持ち株会のデメリット

メリットが有れば持ち株会のデメリットも有るという事で、あまり多くは無いですがこちらも抑えておきましょう。

・手取りが一時的に減る

給与から天引きシステムが大半だと思いますので、毎月の拠出額分が差し引かれてた額が手取り額となります。これはデメリットでは無いと思いますが一応注意喚起として。

毎月赤字ギリギリで頑張って乗り切るような生活の場合、5年後に利益になる!と信じて大金を投じると5年間の暮らしがかなり厳しい状況に陥るので注意です。

こちらは確定拠出年金など、天引き投資全般に言えるかもしれませんね。

・投資先が会社

持ち株会は自社株を購入する仕組みですので、給与も会社、投資先も会社となるので、もし会社の経営が厳しい展開になったら共倒れの可能性が考えられます。

投資は分散投資が基本姿勢です。1本に全力を注いでうまくいかなかった場合は恐ろしい状況に陥りますので注意が必要です。

給与と投資は別が好ましいですが、既に各方面に投資を色々と行っている場合にはあまり考えなくてもいいかもしれませんね。

・会社の業績が右肩上がりなのが条件

当然と言えば当然なのですが、現金分配報酬が出るのは5年後の株価が上昇して株式に余剰が発生していた場合に限ります。

もはや業績が下降を辿るのが目に見えていたり、株価が今最高潮で、今後はこのまま横ばいだろうというような状況下では株式は安く買えるものの、報酬は貰えない可能性が有ります。

報酬が貰えないだけならまだしも、保有した株式の価値がその後一向に上がらないのでは結果損に繋がってしまいますね。

正直、為替と一緒でここが上限なんて決めつけるのは難しいですし、一発逆転の展開が待っていて低い時に買っていて良かった!となる場合もあるでしょうから、その辺りの判断は難しいですが、基本は右肩上がりの企業でないと恩恵を受けにくいかもしれません。

・一度入ると基本止められない

一度入会すると、自身にアクシデントが起きてどうしても支払いが難しいという状況下にならないと拠出が止められません。

減額は可能ですが、0円には出来ません。また、一度退会すると再入会が出来ません。

4、最後に

いかがだったでしょうか。

ESOP持ち株って何?の初級編的には理解頂ける内容になったかなとは思ってます。

会社によって持ち株会のルールも異なると思いますので、加入を検討している方は今回の内容を把握した上で、しっかり会社に問い合わせるのがまずは第一ですね。

そして、しっかりメリット・デメリットを比べて自分に合う資産運用をしていきましょう。

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