リピート系FXの自動売買で注目が高いペアと言えば豪ドル/NZドル(AUD/NZD)ですよね。
オージーキウイとも呼ばれたりして親しまれています。
ただし、マイナーな通貨ペアのためにスプレッドが広いのも特徴です。
スプレッドが狭い業者で取引したいな。
そこで、豪ドル/NZドルペアを扱っている代表的な2社を比較。
どちらが狭いかしっかり確認して有利に取引しましょう。
トライオートFXとトラリピの比較
リピート系で知名度が高いのがマネースクエアとインヴァスト証券です。
マネースクエアはトラリピ。
インヴァスト証券はトライオートFXというリピート系ツールを展開しています。
どちらも豪ドル/NZドルペアを運用しているので、知名度が高い同士で比較してみましょう。
トライオートFXとトラリピのスプレッド比較
トライオートFXとトラリピを比べた結果。
スプレッドが狭いのは【トライオートFX】です。
いきなり結論で有り難い!
比較画像が有るので見てみましょう。
下の画像は2023年5月12日の14時30分ごろのデータです。
トライオートFXとトラリピの取引画面を同時に開いて並べた様子です。
左がトラリピ、右がトライオートFXですね!
赤で囲った枠が為替の取引レートになります。
トラリピ側は売り1.06944に対し、買いが1.06989でスプレッドが4.5Pips。
トライオートFXは売り1.06944に対し、買いが1.06989でスプレッドが3.5Pips。
結果、トライオートFXが1.0Pips狭い事が分かりますね。
時間をおいて再確認した際も同様でした。
複数の時間で同じ結果なら間違いないですね。
トライオートFXとトラリピのチャート精度比較
続いてトライオートFXとトラリピのチャートの精度を見てみましょう。
こちらもトライオートFXの方が精度が高いと言えます。
やはりトライオートFXなんですね!
下の図は左がトラリピ、右がトライオートFXです。
同じ日時で1.07200と1.07350のラインを合わせています。
黄色の2:20から3:00の範囲に注目です。
トラリピ側はほぼ動いていません。
一方トライオートFXはしっかり動いているのが確認出来ますね。
全然違う!!
更に緑の1.07350のラインに対してもトラリピは届いていませんが、トライオートFXは届いてます。
仮に1.07350が決済価格に指定していた場合。
トラリピでは約定せず、トライオートでは約定して利益が出ていたという事になりますね。
そう考えると大きな差ですね!
今回の比較ではトライオートFXの方が優秀という事がよく分かりますね。
ちなみにトライオートFXではコアレンジャーやスワッパーなど、トラリピでは設定が面倒な運用スタイルを用意し手軽に稼働させる事が可能。
更に、スワップ同値の無期限提供を打ち出すなど、トラリピには無い魅力を備えています。
豪ドル/NZドルのスプレッド改善はいつから?
トライオートFXの方がスプレッドが優秀な事が分かりました。
ただし、以前から優秀だった訳ではありません。
実はスプレッドの改善は最近実施されたものになります。
いつ改善されたのですか?
2023年5月10日です。
インヴァスト証券から以下のようなお知らせがされました。
トライオートFXでは、お客様の取引をより良いものにするため、スプレッドの見直しを行っております。
この度、2023年5月10日より、トライオートFXにて提供している、豪ドル/NZドルのスプレッドの改善を実施いたしました。
スプレッドはお取引画面よりご確認いただけます。
今後ともインヴァスト証券をよろしくお願い申し上げます。
※スプレッドは、カバー先金融機関から提示されたレートをベースにお客様に提供しております。そのためスプレッドは市場の流動性の変化に応じて変動いたします。
※震災などの天変地異や事変等による突発的な相場急変時や重要指標の発表前後、年末年始の流動性低下時などスプレッドが拡大する場合があります。
インヴァスト証券より
お知らせでは数字が明記されていません。
ですが、画像をご覧の通り3.5になったという認識で問題ないでしょう。
今後もどんどんユーザーにとって嬉しい改善を行って欲しいですね。
まとめ
以上、トライオートFXとトラリピにおけるスプレッド比較の紹介でした。
改めてまとめは以下の通りです。
スプレッドが狭いと手数料が抑えられる。
チャートの精度が高いと約定力が高くなる。
取引をするなら知名度だけではなくスペックを見比べて優秀なツールで実施しましょう。