FX初心者が勉強すべき知識の後半です。
コチラは『FX初心者向けブログの”FXの基礎知識散策”のコースNo.2』になります。
Twitterなどで『三角持ち合いだな』『ダブルボトムだ』とコメントする方がいますよね。
内容を知らないと何を示しているのかさっぱり分かりませんよね。
今回はそんなチャートの形や取引スタイルを抑えていきましょう。
チャートの形はちょっと中級者向けな気がしますが、トレンドやサポートライン、レジスタンスライン程度は抑えておきましょう。
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FX初心者向け知識:トレードスタイル
トレードスタイルは大きく3つに分類されます。
短期トレーダー
短期トレーダーはスキャルピングと言う数分単位で取引を繰り返す方法で取引する人。
もしくはデイトレードと言う1日内で取引をする人のことを指します。
中期トレーダー
スイングトレードと言う数日から数週間の単位での取引をする人の事を指します。
長期トレーダー
スイングトレードよりさらに長い間ポジションを持ち続ける人の事を指します。
スワップ狙いはコチラですね。
私が運用している自動売買の方法では全てのトレードが混在してます。
1日の中で新規と決済が完了する時も有れば、一旦持ったポジションが月を跨ぐ事も有ります。
FX初心者向け知識:ロールオーバー
未決済のポジションを翌営業日まで持ち越すことです。
英語で言うと格好良い感じですが、要はずっとポジションを持ってる状態の事。
別に大した内容でも有りませんね。
基本的には決済を行うまでロールオーバーし続ける事になります。
FX初心者向け知識:証拠金維持率
証拠金維持率は非常に大事なパラメーターで、口座維持率とも言います。
ポジションを維持するための証拠金や評価損益の合計額である『必要証拠金額』に対し。
有効口座資金がどれだけあるかをパーセンテージで表したものです。
よく『何パーセント有れば安心ですか?』と質問をする人を見掛けます。
ですが、取引の内容や自身の心境によっても差が有ると思います。
○○パーセントです!という確実な答えはありません。
ただし、以下のロスカット基準に近くなってきた時は要注意と思いましょう。
FX初心者向け知識:ロスカット
FX運用者が恐れる用語です。
口座資金が『必要証拠金額』を下回ると、ポジションを維持することができなくなります。
そうなると、保有しているポジションが強制的に決済されます。
これがロスカットです。
目安維持率100%~50%以下で実行されるように設定しているサービスが多いです。
また、値動きが一気に変化した際に起きることが多いです。
寝て起きたらロスカットされていた…なんて事が起きないように、資金管理はしっかりしておきましょう。
FX初心者向け知識:チャートパターン
チャートには鉄板パターンというのが幾つか存在します。
チャートがこの形を取ったら次は下る!と予想が出来るという優れものです。
一見ランダムに動いているチャートなのに何故そのように機能するか。
多くのトレーダーがパターンを学び、実際の取引でそのパターンを見つけ、同じように行動を移すからに他なりません。
チャートは言ってしまえばトレーダーの心理の集合体です。
多くの方が『ここは下がる』と同時に売りを入れれば売り圧力が高まり、当然チャートも下がります。
そのきっかけがチャートパターンなのです。
例えば、同じ通勤経路を毎日通っている場合。
『ここの信号をギリギリで渡れたら、次の信号も渡れる』
と毎日の学びを活かして、全員早足になってる瞬間って有りますよね?(えっ?有ります…よね…?)
チャートでも同じ事が起きている訳です。
その中の幾つかを簡単に紹介しておきます。
何度も言いますが、自動売買には一切不要な知識です。
チャートパターン:トレンドとレンジ
パターンの細かい紹介の前に、チャートは必ず以下の状態になっていますので覚えておきましょう。
上昇トレンド
文字通りチャートが上がっていっている状態。
安値と高値が共に切り上がっていると上昇トレンドが発生している事になります。
上昇のトレンドラインを引く場合は安値と安値を結んだラインになります。
下降トレンド
上昇トレンドの反対です。
安値と高値が共に切り下がっていると下降トレンドが発生している事になります。
下降のトレンドラインを引く場合は高値と高値を結んだラインになります。
レンジ
上記のどちらでもなく、方向感なく波打っている状態をレンジと言います。
レンジの後には必ず上昇/下降のどちらかのトレンドが発生します。
その様子をレンジからのブレイクアウトと呼びます。
レンジが長ければ長いほど、その後のトレンドが強く発生する傾向に有ります。
チャートパターン:サポートライン/レジスタンスライン
急な下落が終わった値や、逆に長期の上昇トレンドの始まりの値。
つまり、過去の取引において大きな起点となっている値は強く意識されます。
そのような値は現在の取引でも起点となることが有ります。
そのような何度も意識されている値のライン(水平線)をサポートラインやレジスタンスラインと呼びます。
下落を止めるような位置のラインをサポートライン。
上昇を止めるような位置のラインをレジスタンスと分けます。
両方の役割を担っている場合の方が多いかもしれません。
図の場合、AやBでは下落を止めているので、サポートラインとなっていました。
ですが、その後はサポートラインを突き抜けてさらに下降。
逆にCとDでは上昇を止めるレジスタンスラインとして機能している様子になります。
更にその後はEでまたサポートとして機能していますね。
過去の実績の他、チャートは人の心理が働くのでキリ番(100円ピッタリとか111円11銭とか)なども比較的サポート、レジスタンスラインになりやすいです。
チャートパターン:ダブルトップ/ボトム
チャートが上がり切ったと思われるタイミングで現れるパターンです。
名前の通り、山が2つ出来ます。
Aのラインを越えようとトライしBのラインまで戻り、もう1度Aまで挑戦。
しかし、今度はBのラインを超えて下落。
その後、Bラインがレジスタンスとして機能し、C以降は下降に転じるのが特徴です。
下がり切ったと思われる逆のパターンは『ダブルボトム』と呼びます。
似たようなパターンで『三尊』が有ります。
チャートパターン:三尊
高値(または安値)を更新するかと注目されるタイミングで現れるパターンです。
内容はほぼ『ダブルトップ』と同じです。
AとBの間で上値を目指す山が出来てます。
ですが、3つ目の山が2つ目の山の頂点にすら届かず、『もうこれ以上は無理か…』と所謂失望売りが入りこのような形になります。
売りで入る際はCで入るのがセオリーです。
チャートパターン:三角持ち合い
だんだんと値動きが弱くなり、次はどう動くか…と様子を見て待機するトレーダーが多くなると見られる形です。
文字通り、高値のラインAと安値のラインBを引くと三角形のような形になっていきます。
その後どこかでブレイクアウトをしてまたトレンドを形成していきます。
似たような形で『フラッグ』が有りますが、これはAとBのラインが並行の場合にそのように呼びます。
最後に
以上、『FX初心者向けブログの”FXの基礎知識散策”のコースNo.2』でした。
チラッとチャートを見た時に、
『あっ、確かにサポートラインとして機能していたな』
『確かにダブルボトムが出来てトレンドが逆転したな』
と、眺めるのも面白いと思います。
最低限の知識を備えてしっかり運用していきましょう。
ちなみに、何度も書きますが自動売買を行う上では特にチャートの形などは知らなくても全然大丈夫です。
むしろ不要です。
自動売買が気になる方は下記の記事も是非確認してみてください。
【マイメイト】